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高知県へのUターン転職│Uターン移住で好きなことを仕事に

Uターン取材先:株式会社スタジオエイトカラーズ 彼末真由子さん

株式会社スタジオエイトカラーズで主にアニメ制作を担当されている彼末真由子さんに、関西からUターンしようと思ったきっかけや、どのように高知生活を楽しんでいらっしゃるかなどを伺いました。


Uターン移住のきっかけと転職の決め手

Q:Uターン移住して働こうと決めた理由や、どのようなきっかけがあったのか教えてください。

A:関西に住んでいる頃から、いつか地元の高知県でアニメの仕事ができたらいいなと思っていました。そして関西での仕事がひと段落したタイミングで、高知県でフリーランスのアニメーターとして活動しようと決意し、地元の高知県に帰ってきました。

高知県で、フリーランスで活動している時に、地元にアニメ会社ができるという情報を聞いて中途採用で応募させていただきました。幸いにもご縁がありスタジオエイトカラーズでアニメーターとして働くようになりました。


Q:フリーランスの活動を続けるのではなく、この会社で働きたいと思った理由を教えて下さい。

A:フリーランスは、収入面が安定的ではなく、仕事の管理も大変でした。そんな悩みがあった中、ちょうどスタジオエイトカラーズができたことを知って、説明会に行きました。

説明会の参加者が思ったより多くて、採用の難易度が高そうと思ったのですが、経験者の方は少なく、経験者枠として採用いただくことができました。


Uターン移住前の不安と実際

Q:Uターン移住前に不安だったことや、実際に暮らしてみてどうでしたか?

A:職場環境や生活環境は大きく変わりましたが、住み慣れた地域なので精神的な負担はかなり減ったと思います。家族や友人から表情が明るくなったねとよく言われますが、自分でもほんとに肩の荷が降りたような、リラックスした気持ちで生活が送れているなと実感しています。


Q:買い物や遊びに行く場所など都会より不便だったりしませんか?

A:都会の方が商業施設やイベントなど、遊びに行くところはたくさんありますが、私はインドア派だったので、そこまで不便だとは思っていません。

車があれば結構充実したプライベートが過ごせると思います。最近は高知にも都会のようなおしゃれなカフェが増えていたりして、休日は色々なカフェによく行きます。


Uターン移住してワークライフバランスを実現

Q:Uターン移住後、ワークライフバランスに変化はありましたか?

A:都会で衣食住を1人でやりながら、仕事をしていたときは、食欲がなくなるほど疲れていたのですが、高知では実家に住んでいるため、家事などの負担が減りました。特に、しっかりご飯を食べられるようになったときには、精神的負担が減っていると実感しました。


Q:都会と人の雰囲気などは違うと思いますか?

A:地元の友達がいるのもありますし、人混みが多いのがあまり好きではないので、空気感も高知の方が合っていると感じました。

あと、満員電車に無理やり乗り込まないと遅刻するなどの朝の忙しなさが無くなり、今は車でのんびり通勤して、落ち着いた時間を確保できています。


Q:ワークライフバランスの変化が、Uターン移住後の仕事に良い影響を及ぼしたことはありましたか?

A:あまり色々悩むことが少なくなったと思います。関西にいた頃は将来もずっとこのまま地元を離れて生活するべきなのか、ずっと悩んでいました。

地元に帰って働きたかったですが、アニメの仕事も続けたいと思っていて、でもなかなか高知で希望の仕事が見つからなくて・・・。今ではその悩みも解消され、気持ちにも余裕をもって仕事ができるようになったと思います。


Q:Uターン移住後はどんな休日を過ごしていますか?

A:普段は自宅で創作活動やゲームをしたり、友人と外出することが多いです。高知に戻ってきて、休日をきちんと休日らしく過ごせているような印象はあります。今日は何をしよう、明日はどこ行こうなど週末にぼんやりと計画するのが楽しいです。

仲のいい友達と気軽に会えるのも、戻ってきてよかったなと思うポイントです。趣味のゲームができる時間も確保できるようになりました。


高知へUターン移住して働きたい人へ

Q:高知県へのUターン移住に向いているのはどんな方でしょうか?

A:大都市での生活に少し疲れた方や自然に囲まれた環境でじっくり仕事と向き合いたいという方には、ぜひ高知県にきてお仕事をしてほしいと思います。

海、山、川と高知は自然環境がばっちり揃っているので、アクティブな趣味を持っている方やこれからはじめてみようと思っている方には特におすすめできると思います。


Q:アニメの仕事がしたいと思っている方にも高知へのUターン移住はおすすめですか?

A:東京などはアニメの会社が多いので、実経験を積みながら多くの刺激を受けられるメリットはありますが、やはり疲れを感じている方もいらっしゃると思うので、そういう方は自然に囲まれた環境でインスピレーションを受けつつ、集中して仕事ができると思います。

アニメ業界はデジタル化が進んでいるので、オンラインでできることも増えてきています。高知にいるから不利になるということはない環境になっていると思います。


Q:高知にUターン移住する前に準備しておいたほうがいいことはありますか?

A:ゆくゆくは高知に帰ってフリーランスのアニメーターとしてやっていくつもりだったので、以前の職場にいるうちに、分からないことを聞いて、できるだけ知識を蓄えるようには意識していました。

今、高知にはアニメ制作を学べる環境もあるのでそこで学んでから、県内や県外で本場の知識を得られるアニメ制作会社で経験を積むというのがおすすめです。


Q:高知にUターン移住して働くことを検討している方へ、メッセージをお願いします。

A:私自身10年ほど関西に住んでいたのですが、地元の高知県に帰ってきてよかったなとよく思います。大都会にいた頃に比べると日々刺激があるわけではないのですが、落ち着いて自分らしく働ける場所だと思います。

Uターン・Iターンで、また印象などは変わってくるとは思いますが、特に、Iターンの方には、ぜひ高知を「第二のふるさと」くらいに思って、移住してもらえたらなと思います。


まとめ

高知にUターン移住してアニメーターとして働く彼末真由子さんに、移住のきっかけや、ワークライフバランスの実現の仕方などを伺いました。

地元に戻って、好きなことを仕事にする。気持ちにも余裕が生まれ、自分らしく働けていると実感されているようです。

彼末真由子さん、ありがとうございました!

<企業情報>
株式会社スタジオエイトカラーズ

(2023年2月3日投稿)

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